家庭的保育とは

家庭的保育とは、児童福祉法に基づき、市町村の認可を受けた家庭的保育事業者が行う公的な保育です。
保育所と同じように毎日行われる保育で、保育士を基本資格とし、市町村長が実施する基本研修を修了した家庭的保育者が保育計画に基づいた保育を行います。
保育の場所は、家庭的保育者の居宅やその他の場所に整備された専用の保育室です。
また、行政による支援があり、家庭的保育支援員による巡回指導も行われています。
家庭的保育は、0歳から3歳までの子どもが、安全に十分配慮された専用の保育室で一緒に生活するので、きょうだいのような関係を体験しながら一緒に育ち合います。

また、異年齢児の少人数保育のため、子どもたちの成長発達や興味関心などにきめ細やかに対応し、一人ひとりの子どもの思いを受け止める事ができます。
園庭での戸外遊びの他に、公園に出かけ、様々な年齢の方との交流があったり、散歩時に声をかけてくださるご近所の方がいたりと、温かい目で子どもたちを見守ってくれる地域に密着した保育であることも家庭的保育の魅力です。